外為サマリー:1ドル102円80銭台の円安、米3%成長でドル買い優勢に

 31日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=102円85~86銭近辺と前日午後5時時点に比べ51銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=139円37~41銭と同6銭の円高・ユーロ安で推移している。
 円相場は102円80銭前後の円安水準で推移。前日発表された米10~12月期国内総生産(GDP)速報値は前期比年率で3.2%増と堅調な数字となり、米国経済の着実な成長が確認された。このGDPを好感する形で円売り・ドル買いが優勢となった。また、NYダウや欧州株も上昇するなか、トルコリラや南アフリカランドといった新興国通貨も堅調に推移した。この流れを受け、東京市場も円安基調が続いている。この日発表された12月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く)は100.6と前年同月比で1.3%上昇だった。市場予想(1.2%)を上回ったが市場の反応は限定的だった。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.3553~54ドルと前日に比べ 0.0071ドルのユーロ安・ドル高。ドイツ1月消費者物価指数が1.3%と市場予想(1.5%減)を下回ったことから欧州中央銀行(ECB)による追加金融緩和の観測が浮上している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)