本日は“103円回復の成否”がポイント…!

やはり「新興国にネガティブ」から「米経済回復の証左」へ
※ご注意:予想期間は2月1日と表示されていますが、本日(31日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。

日経平均をはじめとするアジア株式は大幅安となったものの、その後の株安連鎖は起こりませんでした。このためNYダウ反発につれてリスク回避姿勢は後退し、ジワリジワリとドル買い・円売りが進行していきました。

「新興国市場にとって“ネガティブ”」との見方ばかりが先行した「100億ドルのQE(米量的緩和)縮小」でしたが、やはり時間の経過と共に「米経済回復の証左」「米経済回復に対する自信の表れ」との見方がクローズアップされていきました。予想通りの+3.2%を記録した米GDP速報値もドル買い・円売りを誘い、NYタイム中盤には102.885円まで上値を伸ばしています。
103円回復の成否がポイント
こうした状況下における本日のポイントは、やはり「103円回復が見られるか?」といえそうです。103.00円ラインにはオプションが設定されており、これが現時点で行く手を阻んでいます。また「新興国市場の混乱」もまだ“完全に払拭された訳ではなく”、上値に重く圧し掛かる展開も想定されるところです。
週末調整には気をつけつつも、円売り地合いは整いつつある…?
一方でその103.00円のオプションは、その多くが「本日24:00(日本時間)に行使期限」を迎えます。つまり“徐々に圧力は薄れる”との期待感は台頭しやすいと見られるところです。また「新興国市場の混乱」も“後退”している状況ですので、“少なくとも”円買い圧力ではありません。このため日経平均反発に伴った円売り圧力は、“素直に反映”するとの期待感もあります。

もちろん103円前半~半ばには「日足・一目均衡表転換線(103.299円)」「29日高値(103.441円)」「50日移動平均線(103.487円)」
「日足・一目均衡表基準線(103.599円)」等、主だったテクニカルラインが凝縮しています。このため現時点での突破は「材料不足」の可能性が高く、「ストップロスを絡めた急伸は期待薄」ともいえます。それでも“日米金融当局の立ち位置の違い”は明らかです。

「昨日からの上昇・反発に対する調整売り」を気にしつつも、本日は「103円台回復」に向けた「堅調な動き」を想定したいところです。
ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:103.599(日足・一目均衡表基準線、1/24高値、1/23~1/27の61.8%戻し)
上値4:103.487(50日移動平均線、1/29高値)
上値3:103.299(日足・一目均衡表転換線、1/23~1/27の50%戻し、1/28高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:103.039(ピボット1stレジスタンス、大台)
上値1:102.890(日足・一目均衡表先行スパン上限、1/29の61.8%戻し、1/30高値)
前営業日終値:102.713
下値1:102.486(1/29~1/30の38.2%押し)
下値2:102.363(1/29~1/30の50%押し)
下値3:102.240(1/29~1/30の61.8%押し、ピボット1stサポート)
下値4:102.080(1/30安値、大台)
下値5:101.756(1/27安値、1/29安値、ピボット2ndサポート)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。

11:43 ドル円 抵抗・支持ライン追加