鉄鋼株が軒並み高で業種別値上がりトップ、業績回復背景に継続買い

 新日鉄住金<5401.T>、ジェイ エフ イー ホールディングス<5411.T>など鉄鋼株が軒並み堅調、11時現在、業種別上昇率で2%を超え33業種中トップに買われている。アベノミクスの政策発動効果を背景とした公共投資拡大や復興需要、民間では旺盛なマンション建築需要が建設資材として鉄の需要を喚起している。また、為替市場で円高修正が進展し鉄鋼各社の競争力が復活、鉄鋼輸出も好調に推移しており、昨年の粗鋼生産量はリーマン・ショックで経済が急激に冷え込む前の07年に記録した過去最高水準と同レベルまで回復した。業界を代表する新日鉄の13年4~12月期は連結最終損益が1927億円の黒字(前年同期は旧新日鉄と旧住友金属工業の合算で2857億円の赤字)と急改善、さらに今3月期配当は年5円配当(前期比4円増)と増配の方針にある。鉄鋼セクターはファンダメンタルズとの比較で株価は依然として出遅れ感が強く、新日鉄を筆頭に継続的な買いが流入している。

新日鉄の株価は11時23分現在324円(△9円)
JFEHDの株価は11時23分現在2271円(△36円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)