<動意株・31日>(前引け)=NEC、北越工、タカラバイオ

 NEC<6701.T>=急伸。2010年5月以来となる300円台を回復。同社は積極的に経営合理化を推進しており、10~12月期は111億円の黒字と前年の同四半期と比較して3倍以上に拡大している。直近ではNECビッグローブの売却で約270億円の特別利益計上が見込まれており、リストラ進捗を評価する動き。株価は今年に入って底値もみ合いを一気に上放れてきたが、ここ全般の波乱安局面でも25日移動平均線に接触することなく利益確定売りをこなし、依然として上値指向が強い。

 北越工業<6364.T>=一時ストップ高。同社はコンプレッサーや発電機などの製造を手掛けるが業績は絶好調。30日に14年3月期通期の連結業績予想の修正を発表、売上高は従来予想の281億円から298億円(前期比10.7%増)、営業利益は18億2000万円から22億5000万円(同53.9%増)へそれぞれ増額。東南アジアや米国向け中心にコンプレッサーや発電機の売り上げが大幅に増加している。期末配当金(一括配当)も従来予想の10円から15円に引き上げており、前期実績から5円の増配となることでポジティブサプライズを与えている。

 タカラバイオ<4974.T>=大幅続伸。理化学研究所などが、様々な臓器や組織の細胞に成長する「万能細胞」の作製にマウス段階で成功したと発表したことを受けて、前日にバイオ関連株全般に買い人気が波及したが、同社は遺伝子工学を生かした治療の実用化への取り組みで先駆し、iPS細胞の作製受託を手掛けており関連有力株として買いが入っている。加齢黄斑変性という目の病気の臨床では中核企業のひとつ。京都大学iPS細胞研究所に作製に必要なDNAを提供している実績などから注目度が高い。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)