ファンコミが反発、ネット広告好調で押し目買い高水準

 ファンコミュニケーションズ<2461.T>が反発、全体軟調相場へのツレ安も一服、5日移動平均線を絡め再び上値指向を明示している。電通によると日本の総広告費は07年の7兆円をピークに11年まで4年連続の減少となっていたが、12年から再び増加に転じている。今年はソチ五輪やサッカーワールドカップなどのビッグイベント効果が、消費増税の影響を吸収し広告費の増加基調が続くとの見方が強い。そのなかで、急速に市場規模を拡大しているのがネット広告で昨年は1兆円規模まで伸びたもよう。スマートフォンの普及加速が呼び水となり、今年は書入れ時で「言い値(正価)での受注が容易となっている」(業界関係者)という。同社のアフィリエイト広告も月次で前年同月比5割増ペースでの伸びが観測されており、株価上昇の強力な根拠となっている状況だ。ネット通販、金融、ゲームアプリ広告が原動力となり、14年12月期もピーク利益更新確保が濃厚、これを背景に1月23日の昨年来高値4575円払拭は通過点との強気な見方が支配的だ。

ファンコミの株価は12時30分現在4245円(△160円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)