東京株式(大引け)=92円安、朝高も円高嫌気し値消す

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 31日の東京株式市場は、前日の欧米株高を受けて買い先行で始まったが、その後値を消し、外国為替市場で円が買われたことに歩調を合わせ、下げ幅を広げた。日経平均株価は一時1万4700円台まで売られた。
 大引けの日経平均株価は前日比92円安の1万4914円と続落で1万5000円台割れ。東証1部の売買高概算は30億8084万株、売買代金概算は2兆8427億3000万円。値上がり銘柄数は694、値下がり銘柄数は948、変わらずは138銘柄だった。
 きょうの東京市場は、新興国経済や通貨への不安心理は残るものの前日の欧米株が堅調だったことや、朝方は為替が1ドル=102円台後半の推移とやや円安傾向にあったことを好感して買いが先行した。前日に日経平均は一時530円安まで売られたのち下げ渋っており、ショートカバーが入りやすい局面。しかし、その後は為替が再び円高基調となり、これに歩調を合わせて全般地合いも悪化する展開に。アジア株は中国をはじめ春節で休場となる市場が多く、手掛かり材料を欠いたほか、月末で機関投資家のポジション調整の動きなども影響し、買い向かう動きは限定的だった。
 個別ではソフトバンクが安く8日続落となったほか、KDDIも売られた。KIMOTOも大幅安。東芝が売られ、フォスター電、東プレも大きく下げた。星光PMC、ショーワが急落、任天堂も軟調。カシオも安い。一方、新日科学が前日に続き一時ストップ高、渋谷工も続急伸。富士通、NECが買われ、スクエニHD、アンリツ、オイレス工も高い。日駐も物色人気となった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)