来週の為替相場見通し=米1月雇用統計に関心集中

 来週の東京外国為替市場の円相場は、2月7日に予定されている米1月雇用統計に関心は集中しそうだ。予想レンジは1ドル=101円50~104円00銭、1ユーロ=138円00~141円50銭。この週は新興国通貨安に対する不安が払拭されず、102円台を中心とする円高水準が続いた。一時、101円80銭台をつける場面もあった。アルゼンチンペソへの懸念はトルコリラ、南アフリカランドへと広がり、新興国には通貨防衛のため利上げに踏み切る動きも出ている。新興国通貨安の行方をみるうえでも、焦点となるのは米国の状況だ。特に来週は7日に1月雇用統計の発表がある。同雇用統計が市場予想を下回れば、為替市場の波乱要因となり新興国不安が一段と強まる懸念もある。このなか3日のISM製造業景況指数や5日のADP雇用統計なども注目されそうだ。また、4日に豪州準備銀行理事会、6日に欧州中央銀行(ECB)理事会が開催される。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)