NYダウは小幅安にとどまり、ナスダックは続伸を想定

31日のNY株式市場は、中国が旧正月に入るリスクに警戒示しつつ、ナスダックはしっかりと続伸を想定
時間外取引のCME米国株式指数先物は高安まちまち、アジア時間で急速に強まったドル安株安の動きが大きく影響しているようだ。
中国が旧正月に入るということで、明けてからの経済リスクに警戒する動きが先行しているという噂もあるが、影響は限定的だろう。
今晩もメキシコなどで政策金利の発表が予定され、新興国の金融・経済政策に対する警戒感とイベントドリブンリスクはなお残されている。

週末ながらリスク回避の動きが優勢と言う言葉が最も似合うだろうが、引けにかけてはGoogle次第ながらナスダック牽引のダウ小幅安程度にとどまるだろう。
ナスダックは続伸を想定、日経平均先物は手仕舞い一巡感と引け後に発表された企業決算の結果に対する反応がすべてだ
今晩は米国でシカゴPMIなど地区別PMIが発表予定、ユーロ圏ではデフレ警戒な中、CPIが発表される
今晩予定されている経済指標・イベントについては、まずユーロ圏で消費者物価指数の速報値が発表される。
東京時間で円高が進行したのもここが要因で、アジアは織り込んだとはいえ、ドイツ以上にデフレの兆候が出ると株価には悪影響だ。
米国では来週のISM指数を睨んだシカゴPMIという重要な経済指標が発表予定、ミシガンインデックスも改定値ながら70台に悪化すればというリスクはある。
耐久財受注は悪化していたが、消費者信頼感指数は80台と高水準をキープしている。そう大きなネガティブインパクトはないとみている。
いずれにせよ、来週のイベントに向けた前哨戦と言う位置付けだ。
今晩はシェブロンやマスターカードが決算を発表予定、VISAやAXPの流れを引き継ぎたい
16時半にスタートした日経平均先物は小幅に上昇ながら、まずは15000円に戻すのかどうか注目されているようだ。
米国企業決算については、ほぼ出揃ったことになり、昨晩引け後のGoogleやAmazon、そして20時以降に発表されるマスターカードがカギを握っている。
見方としては楽観的、特にマスターカードはビザやアメックスの好決算で分かるように、その流れを汲んで推移しやすい。
Googleは市場予想下回っても、進撃を続ける企業買収効果がなお評価されている状況、Amazonの決算後下落はいつものイベントだ。
したがって、ドル安株安の流れは様々なイベント次第としながらも、ダウの小幅安とナスダックとS&P500は続伸を想定している。
グーグル効果が週末の買い戻しを誘導すると期待、Nikkei225のギャップアップは期待できなくても、個別のADR次第と言う期待は残されている。
だからこそ、PER15倍前後で踏ん張っているのではなかろうか?