NTNが8日続落、通期連結最終損益見通しを150億円の赤字に下方修正

 NTN<6472.T>が8日続落となっている。同社は前週末31日の取引終了後に、2014年3月期通期の連結業績見通しの修正を発表。最終損益を従来予想の100億円の黒字から150億円の赤字(前年実績は141億9500万円の赤字)に下方修正した。自動車用ベアリング(軸受)の取引に関するEU競争法違反の調査の進捗に伴って、今後発生すると見込まれる損失額を見積もり、「独占禁止法関連損失引当金繰入額」として270億円の特別損失を計上したことが影響する。
 一方、14年3月期通期の売上高は従来予想の6000億円から6300億円(前期比16.8%増)、経常利益は230億円から260億円(同10.4倍)に上方修正。自動車市場向け販売が好調に推移しているほか、コスト削減効果や円安効果なども経常利益を押し上げる。
 なお、同日には14年3月期第3四半期(4~12月)の連結決算も発表。売上高は4636億4000万円(前年同期比18.1%増)、経常損益は181億4400万円の黒字(前年実績は13億8500万円の赤字)、最終損益は195億9600万円の赤字(同6億4900万円の赤字)だった。

NTNの株価は9時49分現在407円(▼42円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)