リスク回避の動きが落ち着くか=外為どっとコム総研 川畑琢也

リスク回避の動きが落ち着くか
 前月31日のドル/円相場は、世界的な株安を背景としたリスク回避ムードにより101円台を見るも、75日移動平均線で下値を支えられて反発。

本日、取引開始直後に同線下抜けを試したが失敗するなど、同線は先月24日以降下値支持として強力に機能している。この後のアジア市場が落ち着いた動きとなれば、リスク回避で売られたドル/円はリバウンドの余地がありそうだ。31日NY市場の戻り高値(102.405円)を超えられれば、次の上値目処として先月30・31日の上値を抑えた103円ちょうどが視野に入りそうだ。

 ただし、新興国市場の混乱が再び強まるようだと、ドル/円相場に下押し圧力が掛かる展開も考えられる。75日移動平均線(本稿執筆時点では101.974円)を割ると、昨年7月高値(101.532円)に向けた一段安もあるだろう。引き続き、新興国通貨と主要国株価の動向に注目したい。