下値は堅いが、もうしばらく揺れ動き…!?

後一歩届かず、反落…
※ご注意:予想期間は2月4日と表示されていますが、本日(3日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。

反発を期待した先週末でしたが、ポイントと見ていた“103円台回復”には“後一歩”というところで届きませんでした。このためマーケットムードが転換することはなく、その後は再びリスク回避姿勢が目立ちました。

懸念の多くは“新興国通貨”に対するものですが、予想を下回る欧消費者物価指数を背景にした“欧州ディスインフレ”も台頭していました。
こうして株式市場は再び下落ムードに包まれ、リスク回避の円買いでドル円は102円割れへと売り込まれました。
しかし下値での買い意欲も旺盛…
もっとも102円割れではすぐさま買い戻されるなど、下値では買い意欲も旺盛でした。
このためさらなる急落を招きかねない“先月27日安値(101.756円)割れ”は回避されており、下値の堅さも見せながら先週末の取引を終えています。
基本は引き続き“底堅く”“上方向”…
こうした中で週明けとなる本日は、「“先月27日安値(101.756円)割れ”VS“103円台回復”」の構図の中で“揺れ動く”と見られるところです。

“新興国通貨への懸念”は相変わらずですが、一方で先週末は「下値追い⇒底堅い」で終えています。このため「買い戻し⇒戻り具合を確認」という動きが、まずは想定されるところです。そして本日は、米雇用統計(7日)の前哨戦第1弾(ISM製造業景気指数)が予定されています。もちろん結果次第の面はありますが、直近の下落は“日米金融当局の立ち位置の違い”を無視しながら進行してきました。このため下落行き過ぎ分を調整する動き(ドル買い・円売り)が持ち込まれる可能性には、注意しておく必要がありそうです。

テクニカル的に見ると、“先月27日安値(101.756円)割れ”“103円台回復”の「“いずれか”抜けた方に加速しやすい」と見られるところです。この“いずれか”には見方が分かれますが、筆者は「上方向を期待する」という見方に変化はありません。
ただし目先は材料不足…
ただし現段階では材料不足の感が否めず、また懸念の中には“欧州ディスインフレ”も含まれています。つまりは「ECB理事会(6日)における“追加緩和の思惑(可能性)”が上値を押さえる展開」も、考えておかなければなりません。

「同レンジの突破を窺い」つつ、「一方向への動きはもうしばらく抑制される」。つまりは「レンジ内で揺れ動く」という展開を、本日のメインシナリオに据えたいところです。
ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:102.931(1/31高値、大台)
上値4:102.669(ピボット1stレジスタンス)
上値3:102.559(1/31の61.8%戻し)
上値2:102.444(1/31の50%戻し)
上値1:102.330(1/31の38.2%戻し)
前営業日終値:102.052
下値1:101.958(1/31安値、大台)
下値2:101.756(1/27安値、1/29安値、ピボット1stサポート)
下値3:101.623(12/5-6安値)
下値4:101.341(ピボット2ndサポート)
下値5:101.192(10/25~1/2の50%押し、11/25-27安値)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。

11:16 ドル円 抵抗・支持ライン追加