NY株式市場は反発を想定も、為替に円高進行リスク

3日のNY株式市場は、堅調な経済指標の結果を受けて先週末比で上昇すると想定している
時間外取引のCME米国株式指数先物は小幅ながら反発、個別企業のM&Aに関する話題や先週末の反動高を期待した動きが優勢となっている。
先週末のNY株式市場は大幅安ながら、個別銘柄の動向を見るとAppleやGoogle、NFLXなどの人気株に押し目買いの動きが入り、目先底入れ機運もあるようだ。
週が明けてから、エディーバウアー買収やジンガによる企業買収などM&Aに関する話題が活発で、マーケットには目先底入れを意識するものと思われる。

しかしながら、為替については欧州情勢次第でECBの動向を先取りしたユーロ売りの展開が強まれば、ドル高円高が一段と進行することもある。
したがって、為替動向に不透明な動きが強まっている以上は、森より木を見る展開が当面続くとしておくことが大切だと考えている。
今晩は米国でISM製造業指数や建設受注が発表予定、欧州地域では製造業PMI・確報値が発表される
今晩予定されている経済指標・イベントについては、まず欧州地域で各国の製造業PMIの数値が発表される。
確報値という事を念頭に入れておけば、マーケットインパクトは限定的だが、ここに来てユーロ通貨の軟調さが際立ち、為替をベースにした注目度は高い。
米国ではISM製造業指数が発表され、市場予想を上回ればショートカバーが入りやすく、ドル買いに転じることも考えられる。

ただし、ここで案外重要視されるのは建設受注の結果か?市場予想を上回れば寒波の影響は限定的とポジティブに解釈されやすい。
先週末発表されたシカゴPMIなどの結果が市場予想上回り、ミシガン指数も80台はキープしている。
本日発表の指数が総じて上ブレならあっさり反発に向かうだろう。
今晩はシスコ、ヤム!ブランズなどが決算を発表予定、小売動向はマーケットに影響を与えやすい
16時半にスタートした日経平均先物は終値をはさんだ値動きで、傾きはやや下向きに向いている。
為替が101円台を再び伺う値動きが強まっていて、日経平均先物にはマイナス要因、トヨタ自決算を控えているだけになおさらだ。
今晩は米国で食品大手のシスコが決算発表を予定、ホーキンスやヤム!ブランズなどの決算も発表予定で、景況感を占う決算として注目されやすい。
また週末にはエディーバウアーに関する買収話や、様々な企業間買収に関する話題が盛り上がっていると見れば、NY株式市場は上昇に向かうと言う見方が自然だ。

しかしながら、ECBの出方が読めないとなれば、為替にリスクヘッジの円高が加速しやすい状況にあり、NY株上昇がNikkei225上昇に結び付け難いと考えている。
北米自動車販売動向も発表予定、今週はGM決算、先に述べたECB理事会が控えているだけに、為替が一段安(円高)となることもあるだろう。