【レンジ推移】引き続き下値リスク残る OANDA Japan 佐藤 甲

【予想レンジ】 101.60-102.40 【予想時刻】2014年2月3日 18:00
先週末のドル円は欧州時間から再びリスク回避の流れが強まり、上値の重い推移が続きました。一時的に102円を割り込むところまで押し込まれる場面も見られましたが、そこでは底堅さを見せ102円台前半での推移を続けました。
本日も中国の非製造業PMIが市場予想を若干下回ったことを受けて上値の重い推移が続いています。

本日は米国時間にISM製造業景況指数の発表が予定されています。寒波の影響が意識されますが、シカゴPMIなどの指標を見ていると大きな不安材料とはならなそうです。また、雇用統計を控えていることから内訳の雇用指数にも少し注目したいところです。
良好な結果となると米国経済の底堅さを再確認させられることとなり、現在のリスクオフからの脱出の突破口となるかもしれません。

102円を割り込むところでは底堅さが目立つ状態ですが、昨年12月5日の安値101.60近辺をしっかりと割り込むとテクニカル的にも大崩れとなる可能性が高いと思われますので下落局面では注意が必要です。

先週末に発表となりました投機筋の通貨先物のポジション状況では円売りのポジションが5週連続の減少となっています。先週末にかけても値を下げていることから次も減少となる可能性が高く相当数のポジションが整理されたこと示唆しますが、依然として円売りポジションに偏っている状況であることから、依然として下落余地は残ると思われます。
反対にある程度ポジションが整理されたということから、再上昇の余地が生まれたとの考えかたも可能で、上下双方への余地を残した状況となっています。