底打ち、未だ確認できず…!

とうとう101円割れ…
※ご注意:予想期間は2月5日と表示されていますが、本日(4日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。

またしても底割れ…。

昨年5月以来の51.3へ低下したISM製造業景気指数は、米景気の先行不透明感を高めました。特に生産の先行指標である新規受注(51.2)が33年来のマイナス幅(-13.2)を伴うものであったことが、不透明感を寄り高めた感があります。これが燻る新興国通貨懸念と重なり、リスク回避姿勢はさらに増幅していきました。

こうして下値を支えていた感のある“102円ライン”“先月27日安値(101.756円)”を割り込むと、円全面高の流れに乗って一気101円割れへ駆け下りていきました。“抜けた方に加速しやすい”と警戒はしていたものの、“上方向を期待”していた状況では、「明らかな読み間違い」といえます。
リスク回避の継続性がポイント
こうした中で本日は「“リスク回避の継続性”と“昨日の急落に対する調整”との兼ね合い」がポイントと見られます。

米景気の先行き不透明感はNYダウを300ドル超下落させており、日経平均も大幅続落すると見られます。このためリスク回避の円買いは促されやすく、上値に重く圧し掛かり続けることが想定されるところです。
ただし昨日の反応は「やや過剰」…
一方で米国は先月末、リスク回避が進行する状況下で「テーパリング(QE縮小)継続」を決定しています。これは「米経済回復への期待感」を背景にしていると見られ、「米雇用回復にも相応の自信」を持っていると考えるのが自然です。このため寒波が押し下げ要因として働いた面は否めませんが、昨日は「やや過剰反応」ともいえます。そう考えると、まだ米雇用統計の前哨戦は残っており、また「ドル円-日経平均の相関関係」が目立たなくなってきている状況では、下値は限定されるとも考えられます。

「底割れした直後」「底打ち確認もまだ」という状況ですので、反発を期待するのは時期尚早といえます。ただ「昨日安値(100.777円)をさらに割り込む動き」に関しても、本日に関しては抑制されると見たいところです。
応分の反発が見られるか…?
ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:101.979(ピボット1stレジスタンス、大台)
上値4:101.795(1/29~2/3の38.2%戻し、2/3の61.8%戻し)
上値3:101.591(2/3の50%戻し)
上値2:101.399(2/3の38.2%戻し)
上値1:101.177(日足・一目均衡表先行スパン下限)
前営業日終値:100.951
下値1:100.777(2/3安値)
下値2:100.607(9/11高値水準)
下値3:100.350(ピボット1stサポート)
下値4:100.189(10/25~1/2の61.8%押し)
下値5:100.026(200日移動平均線、11/21安値、大台)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。

12:05 ドル円 抵抗・支持ライン追加