外為サマリー:1ドル100円90銭台へ円高進む、日経平均急落で円買い膨らむ

 4日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=100円93~94銭近辺と前日午後5時時点に比べ1円19銭の大幅な円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=136円45~49銭と同1円21銭の円高・ユーロ安で推移している。
 円相場は100円90銭前後への円高が進行。午後に入り101円20銭前後のもみ合いが続いていたが、午後2時以降に株式市場で日経平均への売り物が膨らみ前日比600円を超える急落となると、一段と円買い・ドル売りが膨らんだ。前日のニューヨーク市場では一時、100円77銭と2カ月半ぶりの円高水準に上昇しており、この日の東京市場でも円は100円台まで買われた。新興国通貨安が続いていたところに前日の米ISM製造業景況指数が予想を大きく下回る内容となったことから、「リスクオフ姿勢に入った」(アナリスト)という。
 市場には、「米国経済指標次第では一段の円高も」(同)という見方がある。特に、7日の米1月雇用統計への関心は高く「内容が先月と同様に悪ければ、1ドル=100円割れがあり得る」(FX関係者)との声も出ている。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.3517~18ドルと同0.0037ドルのユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)