リスク回避の円高続くか?

ドル円100円割れでも意外感はない
今日の日経平均は、前日比610円安と大きく下落して安値引けとなりました。

海外時間に米・1月ISM製造業景況指数の急激な悪化と新興国通貨の下落からリスク回避が進んで、日経平均先物が昨日のエントリーでご紹介した14360円付近(昨年6月から12月までの上昇の半値戻し、かつ昨年4月2日の安値と6月13日の安値を結んだ上昇トレンド・ライン)を割り込んで今日の東京時間が始まりました。

日経平均は前場の取引きでは、一旦買いもはいってやや上昇しましたが、結局14355円までしか上昇することはなく、割り込んだポイントの重さを確認した形となって後場には350円近く急落して上でご紹介したように安値引けとなりました。

今晩も引き続きリスク回避が強まるかどうかがポイントです。

新興国通貨の下落とリスク回避は、鶏と卵の話に似て、どちらが原因でどちらが結果かは見極めにくい状況になっていて、経済指標が弱い結果となるなどしてリスク回避が強まれば新興国通貨が売られる一方で、新興国通貨が売られれば、その事がリスク回避を強めることになっています。

リスク回避の強まりは、株安を招くと同時に安全資産としての米国債の需要を高め、米長期金利の低下に結び付きます。米長期金利が低下すればドル売りが強まる一方で、株安によるリスク回避は円高要因になります。

昨日のエントリーでも書きましたが、今週中にドル円が100円を割り込むような動きになっても意外感はありません。