ダウは3日ぶりの反発を想定も、上値は重い展開となりそう

4日のNY株式市場は、昨日大きく売り込まれた反動が優勢も、上昇幅は限定的とみている
時間外取引のCME米国株式指数先物は反発、ダウは先週末から500ドル近く下落した後だけに、戻りを試すと思われる。
1月にFOMCで債券購入縮小を決めてからダウは2000ドル強の下落、しかしながら底を打った感は程遠く、下げ止まる何らかの理由付けが必要だ。
今週末にECB理事会、米国雇用統計の結果を控えていてはリスク選好に傾き辛いとみる動きも、投資家心理に重く圧し掛かっている。
反発を期待しているが、投資家が期待するに及ばない値動きとみて、ここは本格反発に出てくる機会を先で待つことが大切と考えている。
今晩は米国で製造業受注指数や景気楽観指数が発表、昨日の値動きで織り込まれている感も
今晩予定されている経済指標・イベントについては、米国で製造業の動向を反映した経済指標が発表される。
まずは耐久財受注の改定値が発表され、マークイット社の製造業PMIの結果同様に注目されるだろうが、昨日のISM指数の結果で織り込まれている。
景気楽観指数の結果についても同様で、昨日のナスダックの100pt強下落、ダウの大幅安で吸収されているはずだ。
ただし、明日のADP雇用統計などは織り込まれておらず、仮にNY株式市場が反発に転じても割り引いてみておくことが、本日の投資ヒントになるだろう。
今晩はトラックリース大手ライダーシステムが決算を発表予定、海外ではトヨタ自決算をどう見るか?
16時半にスタートした日経平均先物は14100円前後まで回復し、時間外で戻りを試す動きが先行している。
今晩に注目されるはトラックリース/物流大手のライダーシステムが決算を発表し、需要拡大が景気拡大という解釈に結び付くか注目されている。

また、15時に発表したトヨタ自決算結果の反応は、欧米の市場から見ても感心が高く、仮にADRで上昇すれば東京市場も戻りを試しやすい。
ケチがつくなら、為替の想定レートが保守的でないところ、今後は為替とのリンクが一段と強まることになるだろう。
ADRでの上昇が欧米市場でショートカバーに発展する可能性は高い、欧米市場が一段高する鍵はトヨタが握っているとみている。
今晩のNY株式市場は反発に向かうだろう、ただしその反発力は東京市場の戻りを試す強い値動きとなるかは、要人発言と為替の位置次第。
理屈がどうであれ、14000円下回る売りはそれ相当の需要がないと、下を叩いてこないのではなかろうか?