<株式トピックス>=200日線割れと25日線からの下方かい離10%

 4日の東京株式市場は、前日のNYダウ平均株価が前週末比326ドル安と急落したのに加え、外国為替市場で一時1ドル=100円台後半へと、急速に円高・ドル安が進行していることなどを嫌気して、全面安商状となった。大引けに掛けても売りが加速し、日経平均株価終値は、前日比610円安の1万4008円と大幅続落で安値引けし、約3カ月前の水準に落ち込んだ。東証1部の売買高は、42億3327万株、売買代金は3兆6364億円。値上がり銘柄数は13、対して値下がり銘柄数は1764、変わらずは3銘柄と、値下がり銘柄は99.1%にも達した。
 日経平均株価は、昨年来高値(1万6291円=12月30日終値)からの下落幅が2282円に達し、1月30日からの直近4日間の下げ幅も1375円と拡大した。この大幅下落で、日経平均は12年11月16日以来、約1年2カ月ぶりに200日移動平均(1万4425円=4日)を割り込んだ。“アベノミクス上昇相場”がスタートして以来初めて200日移動平均を下回ったことになる。
 200日移動平均線は26週移動平均線とともに、中期の相場動向を予測する指標とされており、これでアベノミクス上昇相場がいったん調整入りしたとの見方もある。ただ、ごく短期間で200日線上に復帰すれば、問題なく上昇波動が継続する可能性もある。一方、日経平均株価は25日移動平均線(1万5570円=4日)を10%も下回る水準まで下落しており、短期的には売られ過ぎのゾーンに突入、反発のタイミングが接近しているとの声も聞かれた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)