「底打ち・反発」の雰囲気見られず…??

やっと入った買い戻し
※ご注意:予想期間は2月6日と表示されていますが、本日(5日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。

600円超の大幅続落となった日経平均を背景にして再び101円を割り込んだドル円でしたが、その後は概ね買い戻し優勢の展開でした。新興国通貨が反発したことから株安の連鎖が止まり、これまで進行してきたリスク回避を調整する動きが活発となったからです。
しかし「底打ち・反発」の雰囲気は見られず…!?
「失業率が6.5%を下回ってもすぐに利上げはしない(ラッカー・リッチモンド連銀総裁)」や、「主要国のインフレ率は低く、しばらく緩和的な政策が必要(エバンズ・シカゴ連銀総裁)」とのコメントも、QE(米量的緩和)の段階的な縮小を否定しなかったというでドルの買い戻しを後押しした感があります。

こうしてNYダウは3営業日ぶりの反発を見せ、米長期金利が2.6%台へと回復する中で、ドル円は101円後半へと持ち直しました。もっともリスク回避姿勢そのものが払拭されたわけではなく、101円後半では上値の重い動きも強いられ続けています。このため“何とか調整の買い戻しが入った”ものの、「底打ち・反発」といった雰囲気が見られないまま、値を戻した感が否めないところです。
さらなる戻りを試せるか…?
このため、この「101円後半の重さを確認」しながら「さらなる戻りを試すことが出来るか?」に、本日は注目が集まるところです。

4営業日・計1,300円強の下落を見せた日経平均ですので、本日は応分の戻りが入ると想定されています。これが調整の円売りを誘い、ドル円のさらなる戻りにつながる可能性は否定出来ないところです。一方で、101.90-102.00円にはドル売りオーダーが散見されており、これが行く手を遮る展開が想定されるところです。また本日は、英・欧・米でサービス業/非製造業のPMI(景気指数)、週末の米雇用統計の前哨戦とされるADP雇用統計(民間)が、欧米タイムに予定されています。このため、これらの発表までは“様子見”となり、“膠着する可能性”が否めないところです。
目先のポイントは「まだ底打ち確認」
昨日の反発で「100日移動平均線(101.069円)」「日足・一目均衡表先行スパン下限(101.177円)」を回復しており、「“とりあえず”目先の下値は支えられやすくなった」と考えることが可能です。それでもさらなる反発を期待するのは…?

期待感は持ち続けていますが、目先はもう少し「底打ち確認」に神経を傾けたいところです。
ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:102.406(2/3高値、1/29~2/4の61.8%戻し)
上値4:102.272(ピボット2ndレジスタンス)
上値3:102.168(日足・一目均衡表転換線、1/29~2/4の50%戻し)
上値2:101.951(ピボット1stレジスタンス、大台)
上値1:101.779(1/29~2/4の38.2%戻し)
前営業日終値:101.629
下値1:101.177(日足・一目均衡表先行スパン下限)
下値2:101.068(100日移動平均線、ピボット1stサポート、大台)
下値3:100.752(2/3-4安値)
下値4:100.607(9/11高値水準)
下値5:100.430(ピボット2ndサポート)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。

11:40 ドル円 抵抗・支持ライン追加