菱ガス化が後場売られる、14年3月期の連結利益予想を下方修正

 三菱ガス化学<4182.T>は、後場に入って売られている。一時、前日比44円安の620円まで下落している。同社は、5日午後2時に14年3月期の連結業績見通しで利益の下方修正を発表した。従来予想の売上高5300億円(前期比13.3%増)は据え置いたものの、営業利益を160億円から130億円(同13.8%増)へ、経常利益340億円から320億円(15.7%増)へ、純利益260億円を160億円(前期は77億9300万円の赤字)へとそれぞれ減額した。
 メタノール市況の想定外の急激な上昇により、メタノール仕入販売の採算や、各種誘導品の損益が前回予想に比べ悪化するのに加え、半導体パッケージ基板関連の事業についても、サプライチェーンでの在庫調整が長引いていることから、損益悪化が想定されるという。さらに、中国のポリカーボネート子会社において減損損失を計上したことから、純利益も前回予想を大きく下回る。
 なお、14年3月期第3四半期(4~12月)累計の連結決算は、売上高3974億100万円(前期比13.8%増)、営業利益119億5100万円(同26.5%増)、純利益131億7200万円(同18.5%減)となった。

菱ガス化の株価は14時56分現在641円(▼23円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)