<動意株・5日>(大引け)=ユーシン、TOA、古河機金など

 ユーシン精機<6482.T>=急反発。同社は、5日午後1時30分に第3四半期(4~12月)累計決算を発表。連結売上高128億2100万円(前年同期比20.5%増)、営業利益18億9400万円(同2.0倍)と大幅な増収増益となったことが好感されている。高速・制振・省エネをコンセプトとして開発した主力の取出ロボットはアメリカや中国・韓国から新規受注が増加、現地調達や生産体制の整備など、コスト削減活動の効果も出ている。

 TOA<6809.T>=大幅続伸。前日の全般急落相場にあってプラスで引ける異色の強さをみせたが、きょうも買い気の強い展開で25日移動平均線との下方カイ離を一気に埋める動きとなっている。同社の14年3月期売上高は前期比11.3%増の412億円、営業利益が同13.2%増の41億円といずれも2ケタの伸びが見込まれている。安倍政権下で推し進める防災体制強化に対する政策支援は、防犯カメラや非常用放送設備など防犯・防災システムの大手である同社にとってビジネスチャンスの拡大をもたらす。

 古河機械金属<5715.T>=後場一段高。14年3月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の1600億円から1620億円(前期比2.1%減)へ、営業利益を同57億円から60億円(同78.4%増)へ、純利益を同25億円から30億円(同0.8%増)へぞれぞれ上方修正した。下期の前提を銅価1トン=7100ドル、為替1ドル=95円としていたが、これを第4四半期では銅価を1トン=7200ドル、為替を1ドル=103円に変更したことが要因。これにより金属部門の収益が増加するため、上方修正したという。

 富士フイルムホールディングス<4901.T>=反発。14年3月期連結業績は営業利益段階で前期比22%増の1400億円を見込むが、「50億円程度の上乗せが視野にある」(証券系調査機関)とされ、機関投資家の押し目買い対象としてマークされているようだ。液晶パネル部材のTACフイルムでは世界シェア8割と圧倒的。医療分野では、傘下の富士フイルムファーマがそーせいグループ<4565.T>と、そーせいが開発中の口腔咽頭カンジタ症を適用とする「ミコナゾール」の日本での独占販売にかかわる契約を締結したことを4日に発表している。

 OKI<6703.T>=急騰。同社が4日取引終了後に発表した14年3月期第3四半期(4~12月)の連結決算は、売上高3177億9200万円(前年同期比4.6%増)、営業利益104億1200万円(前年同期6億8900万円の赤字)と黒字転換を果たし、通期業績予想を上方修正したことを受け、買い意欲が強まった。

 東洋鋼鈑<5453.T>=急反発。同社は4日取引終了後に、2014年3月期通期業績見通しの上方修正と増配を発表。14年3月期通期の連結業績見通しは、売上高を従来予想の1195億円から1198億円(前期比9.8%増)に、経常利益を51億円から62億円(同88.0%増)に、最終利益を36億円から44億円(同2.3倍)にそれぞれ引き上げた。足もとで、鋼板関連事業や、磁気ディスク用アルミ基板をはじめとする機能材料関連事業が堅調に推移していることが背景。さらに、コスト削減に取り組んでいることも利益押し上げ要因となる。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)