重大イベントを前に揉み合い継続へ・・・・・

ECB理事会と米雇用統計を警戒・・・・
 今日は日経平均株価が5営業ぶりに反発しました。この為、ドル円も比較的底堅い展開となり、101円台半ばを中心とした揉み合いが続いています。一方、先週来のリスク回避の円買いの切っ掛けとなった、トルコ・リラは昨日大きく上昇し、新興国通貨に対する懸念もかなり和らいでいます。唯、此方はいつ再び下落基調に戻るとも知れず、なかなか、ドル円の買い材料と見るには難しい様です。

 今後の方向性を考えますと、矢張り、明日のECB理事会と明後日の米雇用統計と云う、2大イベントを控え、これらを見極めたいとする投資家が多いのも当然だと思われます。

 ECB理事会は、1月インフレ率の上昇が鈍化した事や、トルコ・リラ安がギリシャへの観光に悪影響を及ぼし始めている事等を勘案すると、リファイナンス金利(資金供給オペ金利)を0.1%程度、小幅に利下げする可能性も予想出来る為、ユーロ売りにつながる可能性もあります。その場合はユーロ円の下落に連れて、ドル円も下値を探る展開となるかもしれません。

 一方、米雇用統計に関しては、先月同様、天候の影響で、予想を下回る弱い数字となる可能性も高く、その場合、来週、イエレン・FRB議長が議会証言に於いて、テイパリングの休止等に言及するかもしれません。この為、これらを勘案すると、どうしても、ドル円のポジションを一方向に傾けるのも難しくなってしまいますから、今夜のドル円は比較的狭いレンジでの揉み合い継続が予想されます。