株価睨みのリスク過敏商状=外為どっとコム総研 神田卓也

101.20-70のスイング
東京市場のドル/円は日経平均の伸び縮みにつれて101.20-101.70円台をスイング。株価睨みの値動きが続き、いかにも方向感に欠ける展開となった。
新興国への不安に加え、米景気の先行き不透明感が払拭できないため、為替市場はリスク過敏の商状となっており、投資家のリスク選好度合いを写す鏡である株式市場への連動性を高めていると見られる。
株価と米経済指標に注目
こうした中、欧米市場でも株式市場の動向が最大の焦点となるとともに、NY市場で発表予定の米1月ADP全国雇用者数(22:15)や米1月ISM非製造業景況指数(24:00)の結果が注目される。これらの米景気指標の結果は、米ドルの動きにストレートに反映されやすいだけでなく、株式市場の反応を通して日本円の動きにも影響が及びやすい。結果的にドル/円相場の値動きが増幅される事も考えられるため、注意が必要だろう。