冶金工が反落、14年3月期業績予想の下方修正を嫌気、高機能材の伸び悩み響く

 日本冶金工<5480.T>が反落。5日の取引終了後、14年3月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の1190億円(前期比9.4%増)はそのままに、営業利益を同25億円から19億円(前期53億8300万円の赤字)、純利益を同10億円から1億円(同73億6500万円の赤字)へそれぞれ下方修正したことが嫌気されている。第3四半期累計(4~12月)業績などを勘案してという。また、業績予想の修正に伴い、未定としていた期末配当について無配にするとあわせて発表したこともネガティブ視されている。
 同時に発表した第3四半期累計は、売上高872億7300万円(前年同期比10.4%増)、営業利益9億4400万円(前年同期61億5800万円の赤字)、純損益2億1500万円の赤字(同78億5700万円の赤字)となった。欧州経済の停滞や中国経済の成長鈍化などから戦略分野の高機能材が伸び悩んだ。なお、純利益は、「総コスト削減計画」の一環として資産の見直しなどを行ったことによる、事業構造改善費用などの計上で赤字となる。

冶金工の株価は9時22分現在252円(▼9円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)