三井化学の今3月期は業績急回復も事業再構築費用負担で最終赤字膨らみ減配へ

 三井化学<4183.T>が6日取引終了後に発表した今14年3月期第3四半期(4~12月)の連結決算は売上高1兆1087億5200万円(10.1%増)、営業利益151億2900万円(同6.1倍)と2ケタ増収で利益が急回復した。ナフサなど原燃料価格上昇と円安による販売価格引き上げで売上高が増え、石化事業の交易条件改善と機能化学品や機能樹脂の販売増加により収益性が大きく高まった。ただ、ポリウレタン材料とフェノールの事業再構築費用206億円を計上したことで、純損益は184億5300万円の赤字(前年同期97億700万円の赤字)と赤字幅が拡大した。通期は売上高は1兆5700億円(前期比11.6%増)、営業利益250億円(同5.8倍)と前回予想を据え置いたが、最終損益は前回の10億円の黒字から230億円の赤字(前期81億4900万円の赤字)に修正。未定としていた期末配当を見送り、年間配当を前期実績の6円から3円に減配する。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)