今年の不吉なアノマリー検証中

不吉すぎるアノマリー
「辰巳天井、午尻下がり」、「1月効果」、「節分天井彼岸底」
上記3つ言葉は、アノマリーと呼ばれる原因不明の発生確率の高い事象です。

これら3つが本当に良く当たるものであれば、今のところ「節分天井」になっていますので、春になるまで良い相場とはならず、長いスパンでは今年一年良い相場にはならないこととなってしまいます。

そこで、これらのアノマリーがどの程度の確率で発生しているのか、実際に調べてみました。
1月アノマリー
「1月効果」ともいわれるこのアノマリーですが、1月に株価が上昇すれば、年足は陽線になり、逆に1月陰線で終われば、年足も陰線になりやすいとうことで、1月の動きはその年のマーケットの方向性を決めやすいとされています。

1月に日経平均もドル円も大幅に下げたことから、月末になってにわかに囁かれ始めました。
こういったセンチメント効果で相場は動いてしまいますから、余計に下落に拍車がかかってしまったのかもしれません。
ちなみに2000年以降の日経平均株価とドル円のこのアノマリーの検証は以下のとおり。

日経平均            ドル円
14回中10回的中 確率71.4%  14回中9回的中 確率64.3%
節分天井彼岸底
もともと米(コメ)相場で使われていた相場格言で、言葉のとおり節分頃に天井を付けて、3月末の彼岸ごろに底値になるというアノマリーです。

過去結果を見てみても、どの時期も約50%と信憑性は薄そうです。

ちなみにドル円のほうがやや確率が高く、約70%なのですが、ドル円との相関性はもともとないといっていいでしょう。
信憑性も薄いので、14,000円割れを底として上昇に転じてほしいものですね。

2000年以降の日経平均株価とドル円のこのアノマリーの検証は以下のとおり

日経平均            ドル円
14回中6回的中 確率42.6%  14回中8回的中 確率64.3%
辰巳天井、午尻下がり
今年は「午年」ということもあり、尻下がりと受け入れがたいアノマリーとなっています。

このアノマリーの全文は、

辰巳(たつみ)天井、午尻下がり、未(ひつじ)辛抱、申酉(さるとり)騒ぐ、戌(いぬ)は笑い、亥(い)固まる、子(ね)は繁盛、丑つまづき、寅千里を走り、卯(うさぎ)は跳ねる。

干支に相場の値動きを当てはめた、日本独自の相場格言として有名です。

過去の上昇率を検証してみると、「辰巳天井」の言葉のとおり、他の年よりも株価が高い上昇率を記録し、「午尻下がり」のとおり、午の年は下落率が高くなってしまうようです。

ちなみに、「リーマンショック」の年は繁盛のねずみ年となっています。
そして、前回のうまの年だった2002年はITバブル崩壊直後で、日経平均は19%の下落。
その前は「バブル崩壊」という悪印象の強い出来事が揃っています。

昔からある相場格言で、発生起源が分からなかったものの、上がるか横ばいの格言だけにしておいてほしかったものです。