<チャートの視点>=JVCKW、5・25日線のGCが視野に入る

 JVCケンウッド<6632.T>は、5日移動平均線(6日時点:197円)と25日移動平均線(同:207円)のゴールデン・クロス(GC)が視野に入ってきた。11月11日に昨年来安値159円をつけたあと、先月17日には224円まで持ち直したが、その後は上値の重い展開。ただ、足もとでは、すでに13週移動平均線と26週移動平均線がGCを達成しており、PBR0.4倍台半ばの割安感が見直される可能性もありそうだ。
 なお、同社は先月31日に14年3月期通期の業績見通しについて、売上高3100億円(前期比1.1%増)と経常損益30億円の赤字(前期実績は31億600万円の黒字)を据え置く半面、最終損益を従来予想の55億円の赤字から70億円の赤字(同11億4600万円の黒字)に下方修正。希望退職者の募集や海外拠点改革などのリストラ費用を計上することが影響する。会社側では、来期に向けたこうした施策で15年3月期には約65億円のグローバル総固定費削減効果を見込むとコメント。一方で、先月16日には仏エアバスのグループ傘下企業と公共安全向けブロードバンド業務用無線システムの開発・商用化での業務提携契約を結んだほか、31日には北米向け業務用無線システムを手掛けるEFジョンソン・テクノロジーズを買収するなど積極的な動きもみせている。

JVCKWは14時20分現在215円(△5円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)