外為サマリー:1ドル102円ライン挟み一進一退、米雇用統計控え模様眺め

 7日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=102円00~01銭近辺と前日午後5時時点に比べ51銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=138円64~68銭と同1円37銭の円安・ユーロ高で推移している。
 円相場は102円ラインを挟んだ一進一退。早朝の午前8時から午後にかけて101円90銭から102円10銭のレンジでの小浮動に終始した。米1月雇用統計を前に積極的なポジションは取りづらく模様眺め気分が強まった。米雇用統計は非農業部門雇用者数が18万人の増加、失業率は6.7%という予想が出ている。前月の雇用統計は7.4万人の増加と市場予想を大きく下回ったことから、今月の内容にも警戒感が強い。米国への寒波到来という悪天候要因がどう影響するかも注目されている。市場予想を大きく下回った場合、米長期金利低下から円高・ドル安となる可能性がある。一方、市場予想に近い数字となった場合は、テーパリング(金融緩和縮小)が予定通り進められるとの観測から103円を視野に入れた円安・ドル高も見込めそうだ。
 来週は11日と13日にイエレンFRB議長の議会証言があり、その内容が関心を集めている。また、13日の米1月小売売上高なども注目されそうだ。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.3584~85ドルと同0.0059ドルのユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)