【上昇】今夜の雇用統計 OANDA Japan 佐藤 甲

【予想レンジ】101.80-103.50 【予想時刻】2014年2月7日 18:00
昨日のドル円は米国時間にリスクオフの巻き戻しが強まり、株式は堅調、米国債利回りも上昇に転じたことや、ECBが利下げを見送り、ドラギ総裁からデフレをしっかりと否定するコメントが聞かれたことから強まったユーロ買いにも支えられ底堅い推移を続けました。
しっかりと下ヒゲを残し、102円台をとうとう回復し、反発の兆しを強めています。
本日は米国1月雇用統計の発表ということから、アジア時間は動意を欠く推移となりました。

雇用統計の参考データとなるADPの雇用統計は市場予想こそ下回ったものの底堅い数字を出したことや、新規失業保険申請件数が安定推移していること、ISMは製造業こそ弱かったものの非製造業は改善となりました。
これらのデータをもとに予想すると強い結果となる可能性も十分に考えられると思われます。
前回のデータの修正も含めしっかりとチェックする必要がありそうです。

市場でもリスクオン思考が強まっていることもあり、良好な結果への期待が高まりつつあると考えられますが、悪い結果となったときのインパクトは大きいものとなるとかんがえられます。しかし、投機筋の円売りポジションもある程度整理されていると予想されていることから市場予想を上回る良好な結果となった場合のインパクトもそれなりにあると思われます。

結果は蓋を開けてみなければわかりませんが、調査の対象となる時期には天候もある程度回復していたことなどを考慮すると前回の上方修正も併せ比較的良好な結果が出ると予想します。

OANDAの顧客の取引状況
OANDAの顧客のポジション状況は買いが61.7%と昨日よりも若干買いポジションが減少し、偏りが少なくなっています。オーダー状況は下は101.00に大きな買いオーダー、上は105円まで厚めに売りオーダーが入っている状況となっており、上値を重くしそうです。