東京株式(前引け)=米国景気先行き不安後退で買い続く 

 10日前引けの日経平均株価は前週末比164円高の1万4626円と続伸。前場の東証1部の売買高概算は11億3737万株、売買代金概算は1兆330億1000万円。値上がり銘柄数は1312、対して値下がり銘柄数は373、変わらずは94銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、前週末の米国株市場ではNYダウが165ドル高と買われたことを受けて買い先行、取引時間中に為替がやや円高傾向に振れたこともあって、その後はやや伸び悩んでいるものの、東証1部全体の74%弱の銘柄が上昇する買い気の強い展開となった。注目された米雇用統計で米国景気先行きに対する過度な不安が後退、前週末の急伸の余勢を駆ってリスク選好ムードが続いている。ただ、11日に予定されるFRBのイエレン新議長の議会証言を見極めたいとの思惑が、買い一巡後やや上値を重くしているようだ。
 個別ではソフトバンクが売買代金断トツで大幅高。トヨタ、ファナックが買われ、スクエニHD、ディーエヌエーも急伸。サイボウズがストップ高となったほか、アーク、電気興なども値を飛ばしている。半面、KDDIが軟調、クボタ、日コンクも売られた。タムロンが急落、東洋建、日特建なども大きく値を下げた。横河電も大幅安。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)