山一電機が4日続伸、構造改革の効果などで今3月期業績予想を上方修正

 山一電機<6941.T>が4日続伸。前週末7日に、14年3月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の214億円から215億円(前期比7.7%増)へ、営業利益を同5億7000万円から6億7000万円(前期12億4200万円の赤字)へ、純利益を同5億3000万円から8億2000万円(同31億3900万円の赤字)へそれぞれ上方修正したことを好感した買いが入っている。第3四半期累計(4~12月)業績が好調だったことや、構造改革効果、為替差益の発生などが要因。また、従来は未定としていた期末配当を5円にするとあわせて発表しており、6期ぶりの復配を計画していることも好材料視されている。
 同時に発表の第3四半期累計業績は、売上高162億300万円(前年同期比6.9%増)、営業利益4億7600万円(前年同期9億1700万円の赤字)、純利益8億8900万円(同24億6800万円の赤字)となった。EMS事業の撤退による売上高の目減りはあったものの、モバイル機器向け半導体の生産能力増強投資や車載用半導体向け新製品の投入効果のあったテストソリューション事業や、通信インフラや産業機器向けコネクターが堅調だったコネクタソリューション事業でカバーし、黒字転換を果たした。

山一電機の株価は12時56分現在552円(△34円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)