リスク選好は戻り始めたが・・・=外為どっとコム総研 神田卓也

弱い米雇用統計で株高へ
本日の欧米市場はイベントに乏しく、手掛かり材料を求めて株価睨みの相場展開となりそうだ。
7日(金)の米1月雇用統計は非農業部門雇用者数が2カ月続けて予想を大きく下回る伸びに留まるなど、米経済の先行きを楽観視できない内容だったにもかかわらず、この日のNYダウは165ドル上昇。週明けの東京株式市場でも日経平均が250円超上昇するなど、リスク選好ムードが戻り始めた。
リスク選好に懐疑的なムードも
欧米市場でも株価の堅調推移が続けば、ドル/円は103円台を覗う展開となろう。
ただ、東京市場では株高にもかかわらず円売りが限定的であったように、弱い米雇用統計を受けてのリスク選好地合いに懐疑的なムードも残っていると見られる。欧米株に戻り売りが強まる事になれば、ドル/円にも下押し圧力がかかりそうだ。
もっとも、ハト派と目されているイエレン新FRB議長の議会証言を明日に控えて大幅な株安となる公算は小さいだろう。