午後:債券サマリー 先物は反発、米金利低下期待で買い優勢

 10日の債券市場では、先物中心限月3月限は反発。先週末7日の米ニューヨーク市場で雇用統計を受け長期金利が低下したこともあり、債券は買い優勢の動きとなった。
 後場の先物は144円86銭でスタートし、一時144円88銭まで上昇した。この日は、「残存期間1年超3年以下」のほか、「同3年超5年以下」「同5年超10年以下」の買いオペが実施された。応札倍率はそれぞれ3.12倍、4.37倍、2.20倍だった。7日発表の米1月雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比11万3000人の増加と市場予想(18万人増)を下回った。この結果、次回3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での量的緩和の一時停止観測も浮上、金利低下期待の債券買いも流入した。
 この日の先物3月限は144円73銭で始まり、高値は144円88銭、安値は144円73銭、終値は前日比15銭高の144円85銭。出来高は1兆4567億円。10年債の利回りは前日比0.010%低下の 0.605%、20年債は同0.005%上昇の1.460%、30年債は同0.010%上昇の1.630%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)