12日の為替相場見通し=イエレン発言に関心集中

 12日の東京外国為替市場の円相場は、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の発言に左右されることになりそうだ。予想レンジは1ドル=101円80~102円90銭、1ユーロ=138円90~140円00銭。7日に発表された米1月雇用統計では非農業部門雇用者数が市場予想を下回ったものの失業率は改善した。テーパリング(量的緩和縮小)の一時停止観測も浮上するなか、株式市場は堅調に推移し、為替相場も102円30銭前後の円安で推移した。ただ、夕方の欧州時間に入り円買いが強まった。あすは東京市場は建国記念日で休場だが、米国ではイエレンFRB議長の議会証言がある。今月から新たに議長に就任したイエレン氏の発言への関心は高く、特に直近の金融市場の波乱状態にどう触れるかが焦点となっている。金融緩和に前向きなハト派といわれるイエレン氏が市場に配慮する発言を行えば102円台後半への円安・ドル高も期待される。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)