そろそろ「堅調推移⇒上値追い」の転換期…!?

ふるい落とし見られるも、ジワリと上伸
※ご注意:予想期間は2月13日と表示されていますが、本日(12日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。

注目のイエレン・新FRB議長の議会証言(下院半期金融政策報告)は、“現行の金融政策維持”でした。

「結果を見極めたい」とのムードが漂ったことで、証言までは102円前半の極めて狭いレンジ内で膠着する展開でした。そうした中で発せられた内容は、「QE(米量的緩和)縮小は慎重なペースで継続」「QE終了後も超緩和的な政策は維持」「新興国動向は米経済に大きな影響をもたらさない」でした。こうしてこれを好感したマーケットは、ジワリジワリと102円後半へと動き出しました。ポジション調整の動きにて一時102円前半へ急落する“ふるい落とし”も見られましたが、2.7%台に乗せた米10年債利回り(長期金利)が下支え要因となって102円後半へと押し戻されていきました。
イエレン議会証言のポイントは“より下値が堅く”…
このため本日のポイントは、「103円回復に向けたさらなる上昇が見られるか?」と見られるところです。

思惑の激しい“ふるい落とし”も見られた先週末でしたが、結局は「バーナンキ・前議長の路線継承」だったといえます。このため「QE縮小は慎重…」は“NYダウを支える支援要因”となる可能性が高く、「QE終了後も…」は“米10年債利回りの押し上げ(国債価格は下落)要因”となる可能性が指摘されるところです。なにより弱めの米指標発表が続いている中で発せられた「新興国動向は…」は“根強いリスク回避姿勢を後退させる要因”とされる可能性が高く、下値の支えとして機能する展開が指摘されるところです。

昨日の上昇を調整する動きがまずは入る可能性は鑑みつつ、引き続き“下値は堅く”、株式等の状況次第で“さらなる上値を目指す”展開を期待したいところです。
ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:103.458(50日移動平均線、ピボットハイブレイクアウト)
上値4:103.049(日足・一目均衡表基準線、ピボット2ndレジスタンス、大台)
上値3:102.850(ピボット1stレジスタンス)
上値2:102.777(20日移動平均線)
上値1:102.695(2/10-11高値)
前営業日終値:102.618
下値1:102.232(ピボット1stサポート)
下値2:102.077(2/11安値)
下値3:101.995(2/10安値、2/4~2/11の38.2%押し、大台)
下値4:101.841(日足・一目均衡表転換線、ピボット2ndサポート)
下値5:101.723(2/4~2/11の50%押し)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。

11:55 ドル円 抵抗・支持ライン追加