午後:債券サマリー 先物は反落、リスク回避の動きが一服

 12日の債券市場で、先物中心限月3月限は反落。日経平均株価が続伸するなど、投資家のリスク回避の動きが一服し、安全資産とされる債券には売りが出やすかった。
 後場の先物は144円77銭でスタートし、一時144円73銭まで下落した。イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長は11日の議会証言で、量的緩和の縮小路線を堅持するものの、現行の超低金利政策を当面は維持する意向を表明。同日の米国市場は株高・債券安で反応し、この流れが東京市場にも波及した。この日は、20年債や30年債、40年債を対象とする流動性供給入札が実施された。発行額2993億円に対し、応募額は7640億円。応札倍率は2.55倍となり、前回(1月28日)の4.61倍から低下した。
 この日の先物3月限は144円76銭で始まり、高値は144円82銭、安値は144円73銭、終値は前営業日比6銭安の144円79銭。出来高は1兆6783億円だった。10年債の利回りは前営業日比0.010%上昇の0.610%、20年債は同0.015%上昇の1.475%、30年債は同0.015%上昇の1.650%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)