あす(13日)の為替相場見通し=102円台後半を試す局面

 あすの東京外国為替市場の円相場は、102円台後半の円安水準を試す展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=102円10~103円10銭、1ユーロ=139円00~140円80銭。この日は、注目のイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言の内容が明らかとなり、これを受け円安・ドル高が進んだ。イエレン発言はバーナンキ前議長の路線を踏襲するというものであり、市場からは「特に目新しい内容ではなかった」との見方も流れた。ただ、一部新興国が通貨安に陥り、直近の米雇用統計も市場予想に達しない状態となるなか、イエレン議長のスタンスが鮮明としたことで、市場には安心感が広がった。これを好感し、円安・ドル高基調となった。円相場は依然、102円台後半に戻り売りが出る状態にある。あす発表の米1月小売売上高が注目されているが、円高懸念は徐々に薄れており、再度の円安を試す局面が見込まれる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)