手掛かりに乏しい展開ながら、底堅い結果になると想定

12日のNY株式市場はダウの16000ドルをはさんだ展開を想定、米国にこれと言った不安要素はない
時間外取引のCME米国株式指数先物は小幅続伸、イエレン議長による議会証言もクリアし、債務上限問題にメドも立ったことを引き続き好感している。
税還付金等の資金繰りにも方向性が見えてきたとなれば、NY株式市場の方向性は森よりも木を見る展開となり、個別の材料が指数の高安を誘導することになるだろう。

今晩は特に警戒するイベントもなく、ユーロ圏による新しいLTROの行方が材料視される程度、ドイツ市場の騰落率はリスクマネーの行方を考える上で重要なポイント。
警戒は緩めることできないかもしれないが、今晩は明日以降に重要イベント控えつつも、引けにかけてプラス圏をしっかりと堅持すると見ている。
今晩はユーロ圏で鉱工業生産の結果が発表予定、米国では財政収支が発表される
今晩予定されている経済指標・イベントについては、ユーロ圏で発表される鉱工業生産の結果が為替などの動向に影響与えそうだ。
ここ最近はドイツ経済指標の結果が芳しくなく、ユーロ圏指標で躓くとユーロ売りの思惑が働きやすい。
一方で米国では財政収支の結果が発表されるが、債務上限引き上げに決着が出た以上は市場予想以上に悪化したとしても、株価に影響はこれと言った影響を与えないと見ている。
むしろ、原油在庫統計の結果次第ではWTI先物100ドルでの値固めとなり、輸送株に影響しやすい。0時30分の結果公表に注目したい。
寄り付き前に農業機器大手ディーアが決算を発表、引け後はシスコシステムズが予定
16時半にスタートした日経平均先物は日中終値をはさんで推移、17時に始まった欧州市場は方向感なく推移している。
今晩はメットライフの決算はもちろん、寒波の影響で農業への影響著しいことを材料に上値が重いディーアが決算発表を予定している。
ここ最近は持ち直す動きが優勢も、日本のクボタに頭打ち感があるように米国の関連銘柄に少なからず影響があると警戒されているようだ。
思ったほど悪化してないければ、リバウンド基調はシスコ・システムズの決算結果次第となり、この2つの決算結果に注目しておきたい。
したがって、今晩のNY株式市場はダウの16000ドル前後はさんだ小動きで、引けにかけてプラス圏でしっかりと終了するパターンになると考えている。
日本株の動向示すNikkei225は為替次第ながら、ADRのソフトバンクの結果などを見て感覚を掴んでおくことが大切だ。