年初来初の3営業日連続上昇

後場は勢いが後退
中国の輸出統計が、前場切り返しの一つのトリガー(引き金)になりましたが、肝心の中国上海市場は、発表当初は軟調でした。しかしその後は、上海コンポジット指数も上昇しており、すなおな反応になっていると言えそうです。
ただ、後場中盤ともなると、さすがにダレてきまして、前場の安値近辺まで押す局面がありました。
先週の上げの事情
日経平均押し下げの最大のインパクトとなっているのは、ファーストリテイリングでした。
4日の底入れ以降の戻りの立役者の一つだったファーストリテイリングです。
この段階では、相当海外勢の一角が大量の先物売り建て玉を持っていたものを、とうとう買い戻したために、4日の底打ち以降、急ピッチに反発した指数ですが、このときにファーストリテイリングが大いに現物指数上昇のおもちゃに使われた模様です。
逆に言えば、その反動安が本日でたということでしょう。
そういう事情であれば、あまり指数軟調であってもそれほど気にするような話ではないかもしれません。
むしろ、あの4日の段階で、そこから指数が滑落すると踏んで、大量に売り建て玉をそろえていた外資系の思考回路というものも、個人的にはなかなか理解しにくいものがあります。
増田足
3日足は前日よりはマシになりましたが、やはりまだ頭打ち状態であることに変わりはないようです。
ドル円もこれに近いものがあります。
6色帯は、11日連続で「青」ということになります。
おそらく、昨年6月13日底入れの後のように、目先反発と打ち返しによる反落などで、なかなか上値を取りに行くことができないうちに、短期間「黒」が発生し、そこから「黄」に変わっていくのが一番自然かもしれません。
この場合、目先早晩「黒」に転換することも考えられ、日経平均はどうしても持ち合い調整がまだ続くと見ていたほうが
いいのかもしれません。

ちなみに、明日は年初来、5連敗と負け続きの木曜日です。
勝ちが一回もないのは、木曜日だけです。
市場関係者の間では、この弱い木曜日に白星となった場合には、かなり地合が変わったことを肌で感じるようになるだろうといいますが、果たしてどうでしょうか。
舛添新都知事の意気込み
このほど新都知事となった舛添氏が、首都高速道路の改修計画について、もともと10年計画で大改造を行う方針だったものを、2020年の東京オリンピックまでに終わらせる方針に切り替えました。
10年計画を6年計画に前倒し、加速させることになります。
本日、これがまだ大きく市場で反応している様子は少ないのですが、ニチレキや日本橋梁などが、東証一部上昇率ランキング上位に食い込んできているのは、この部分でしょう。
もしかすると、巴コーポレーションのような、体育館などの大張間構造建築で有名なところも、受注が橋梁で大きい実績をこのところあげていることから、同じ関連でランクインしているのかもしれません。
このほか、道路補強の前田工繊7821なども同様と考えられそうです。
ただ、このカテゴリーがかたまりとしてこぞって買われているという状況は本日のところは、見られませんでした。