中国指標の好結果を受けて、米国市場の反応は?

個人投資家予想レンジ(ドル円)
02.16円(移動平均5日)~102.88円(移動平均20日)
現在のレートは102.36円です。(22:06)
レンジ予想は101.98円から103.00円の中で集約されています。
本日は米国の経済指標もないことから、動きのない一日とみているようですが、上値余地の方がありそうですね。

東京・欧州市場は乱高下
本日は豪ドル、ポンド、ユーロとそれぞれが大きく動きました。
まず東京時間に、中国の貿易統計が発表され、1月の貿易収支は319億ドルの黒字となり、予想の237億ドルの黒字よりも大きくプラスとなったことで、豪ドルが急騰。
12月も256億ドルの黒字だったため、ポジティブサプライズとなり、豪ドル円は一時92.95円、豪ドルは0.9066まで上昇しました。
欧州時間に入り、BOE四半期インフレレポートが発表されると、今後はポンドが急騰しました。
FRBのように、失業率が7%するまえに目標値の引き下げや、何らかの数値目標が追加されるかカーニー総裁から緩和的な発言が出るとの見方が多かったようでした。
しかし、実際に出てきた内容は、2016年までの成長予想が総じて引上げられ、失業率7%を見込む時期を11月から1月にかけてと、前回よりも前倒しされたことから、ポンド買い優勢に。
現在、英国の失業率は7.1%のため、利上げ観測が一段と高まってきたようです。

その後、20時30分にユーロが急落。
ポンドの上昇と共に、ユーロ安・ポンド高に拍車がかかってしまったようで、19時に発表されたユーロ圏・鉱工業生産のネべいガティブな結果がここで蒸し返されたことも一因のようです。

本日の米国市場では、大きな経済指標もない為、この乱高下をどのような形で受け継ぐかが焦点。
特に中国の経済指標の結果を蒸し返して、欧州時間に動きの無かった豪ドルが再度動き出す展開はよくあることです。
現在、豪ドル円は発表前の水準である92円前半に値を戻し、豪ドルは半値戻しの0.9040といったところ。
ユーロ円が急落した際に、日経平均先物も下落し始め、現在は14,692円。
負の連鎖からドル円も本日安値を更新し、102円割れを目指しもう一段の下落となりそうです。

何より、日経平均が今後上昇する材料に乏しく、暴落後の上昇一服といったところから、しばらく14,000円台でのレンジ相場となりそうです。
材料が出てくる可能性がある日程としては、早ければ18日(火)の日銀金融政策決定会合ですが、3月11日にも控えているためここでのサプライズは期待薄。
最悪、何も出なければセオリーのように売られる可能性の方が高くなっています。
ご存知のとおり、ダボス会議で安倍首相の発言を受けても反応がなかったことから、今後はより具体案を提示し、実行に移していかなければ、日経平均もドル円も上昇とはいかなさそうです。