上値追い期待は一旦足踏み、もうしばらく底固め…!?

波乱があるも、乱高下には至らず…
※ご注意:予想期間は2月14日と表示されていますが、本日(13日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。

昨日は102円半ばを中心とした揉み合いでしたが、一時102.20円付近まで売られる場面がありました。「ECB(欧州中央銀行)がマイナス金利を採用…?」との見方(思惑)からユーロ円が139円を割り込んだ欧州タイム序盤のことです。

しかしながらバーナンキ路線を継承した前日のイエレン証言を好感したドル買い・円売りが下値を支え、これを押し退けるところまではいきませんでした。こうして102.20-00円で下支えされると、2.7%後半へと上昇した米10年国債利回りにつれて102円後半へと値を戻していきました。ただし前日高値(102.695円)を上回るほどの勢いは見られておらず、前記の乱高下を除くと昨日はかなり静かな動きだったといえます。
もうしばらく“レンジ内での揉み合い”…?
こうして上値も下値も限定された状況は、期待した“上値追いへの転換”は一旦足踏み、もうしばらく“同レンジ内での揉み合い”を続ける可能性が高まっています。

102.20-00円にはドル買いオーダー、102.70-103.00円にはドル売りオーダーがガッチリと固めている感があり、これらを突破するにはかなりのパワーが必要と見られます。しかしながらNYタイムに予定される米小売売上高/新規失業保険申請件数でリスク選好を後押しするとは思えず、一方でNYダウ反落に伴う日経平均をはじめとするアジア株式の下落は軽微と見られ、リスク回避を巻き起こすほど大きなものになるとは想定しづらいところです。
下方向への意識必要も、基本は底固め…
「中国・吉林省の理財商品が償還されず」との報がリスク回避を後押しする可能性は残りますが、同じく懸念された先月末とは規模が大きく異なります(先月末の約1/10)。喫緊のリスク回避要因として取り上げられるには、少し役不足のようにも感じるところです。

下方向(リスク回避)を意識しながらにはなりますが、底固めをしながらジワリジワリと上値を模索する動きは“上昇相場の典型的な動き”でもあります。引き続き、底堅い動きを想定し、上放れる転機を待ちたいところです。
ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:103.458(50日移動平均線)
上値4:103.170(ピボットハイブレイクアウト)
上値3:103.049(日足・一目均衡表基準線、大台)
上値2:102.923(ピボット2ndレジスタンス)
上値1:102.695(2/10-12高値、20日移動平均線、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:102.513
下値1:102.224(2/12安値、ピボット1stサポート)
下値2:102.077(2/11安値)
下値3:101.995(2/10安値、2/4~2/11の38.2%押し、ピボット2ndサポート、大台)
下値4:101.814(ピボットローブレイクアウト)
下値5:101.724(日足・一目均衡表転換線、2/4~2/11の50%押し)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。

11:54 ドル円 抵抗・支持ライン追加