ECB理事マイナス金利に言及でユーロ売り

今日は日経平均下落で円買い
昨日の海外時間には、クーレECB専務理事が「マイナス金利を真剣に検討している」と述べたことからユーロ売りが強まりました。

欧州時間序盤、日経平均先物が下落したことから円買いが強まって、ドル円は102.30円台まで、ユーロ円は139.50円台まで下落しました。その後クーレECB専務理事が「(ECBの中銀預金金利をマイナスに引き下げることは)可能性が大いにある選択肢」「(マイナス金利)非常に真剣に検討している」などと述べたことからユーロ売りが強まって、ユーロドルは1.3560台まで、ユーロ円は139.50円台まで、ドル円も102.20円台まで下落しました。また英中銀四半期インフレ報告で、フォワード・ガイダンスを一部追加したものの、失業率目標の引き下げを行わなかったことからポンド買いが強まりました。

NY時間にはいって、米長期金利と各国株価が上昇する中円売りが強まってドル円は102.50円台まで、ユーロ円は139.20円付近まで上昇しました。その後ブラード・セントルイス連銀総裁が「(弱い雇用統計でも)QEプログラムからの脱却というわれわれの方針に変わりはない」「景気が回復する中での低金利継続は将来的な資産バブル形成の温床となる」「利上げに関する数値基準は目的果たした。標準的な政策への回帰を予想」などと述べたことからNYダウが反落し、ドル売りがやや強まってユーロドルは1.3600付近まで上昇しました。一方ドル円は、一旦102.30円台まで反落しましたが、米長期金利が上昇したことから102.60円台まで上昇しました。

東京時間にはいって、日経平均が下落していることから円買いが強まって、昨日の安値を下回って推移しています。

今日の海外時間には、独・12月消費者物価指数、米・1月小売売上高、米・新規失業保険申請件数の発表のほかイエレンFRB議長の議会証言が予定されています。

今晩発表される米・1月小売売上高が予想を上回れば、このところの雇用統計の下振れが一時的なものにとどまる、との見方から米長期金利の上昇で、ドル買いが強まると予想できます。一方予想を下回ると、テーパリング・ペースの減速懸念から米長期金利の低下でドル売りが強まると予想できます。