東京株式(大引け)=265円安、後場先物から下げ加速

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 13日の東京株式市場は、前日の米国株市場でNYダウが軟調だったことや、為替の円高基調などが売りを誘発、リスク回避ムードが再び強まった。一時日経平均株価は300円を超える下げで1万4500円を割り込む場面もあった。大引けの日経平均株価は前日比265円安の1万4534円と急反落。東証1部の売買高概算は23億766万株、売買代金概算は2兆1373億1000万円。値上がり銘柄数は233、値下がり銘柄数は1497、変わらずは51銘柄だった。東証1部全体の84%の銘柄が下げる全面安に近い商状。
 きょうの東京市場は、手掛かり材料の乏しいなか軟調でスタート、朝方は下げ渋る場面もあったが、その後売り直されて後場は下げ幅を拡大している。為替が1ドル=102円トビ台へと円高に方向に振れ、これに歩調を合わせて先物に海外ヘッジファンドなどの売りが観測、裁定解消売りを呼び込む格好で下値を模索する展開となった。日経平均は前日まで3日続伸で戻り歩調を強めていたが、インデックス主導で実需買いの勢いは依然として弱い。きょうは主力株を中心に目先の利益確定を売り急ぐ動きが、地合い悪化を助長した。
 個別では、ソフトバンクが値を下げ、ファーストリテも売られた。トヨタ、マツダなど自動車株も軟調。三井住友など銀行株も安い。ネクスト、石原産、デイシイなどが大幅安となった。半面、藤倉ゴムが商いを伴い急伸したほか、不動テトラ、若築建、安藤ハザマなど建設株の一角が買われた。新日理化、山一電機、東和薬品などが値を飛ばし、ティラド、第一パンも物色された。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)