3市場ともに下落も、米小売の底堅い結果に期待

13日のNY株式市場は利益確定売りの動きが優勢となりそうだ、鍵は経済指標の結果
時間外取引のCME米国株式指数先物は大幅反落、今晩に米小売売上高の結果公表を控え、警戒度が高まっているようだ。
寒波の影響などにより、自動車販売が大幅に鈍化しているとの報道、買い替え需要が厳しいところに値下げ合戦は業績悪化と売上高鈍化を意識しやすい。
先日のISM製造業指数の鈍化、市場予想を下回った雇用統計の結果から鑑みて、小売売上高の悪化を想定したトレードが優勢となっているようだ。
今晩予定していたイエレン氏の議会証言が中止となったことも、マーケットにとって懸念材料、パッチをはかせていない中での経済指標公表を前にリスクオフが強まっている。
今晩はユーロ圏でECB月報やEU首脳会議が公表・開催予定。米国では新規失業保険申請件数
今晩予定されている経済指標・イベントについては、ECBが公表する2月の月報の中身がマーケットの注目材料として意識されそうだ。
3月にも緩和という流れがコンセンサス化している中、同指標の結果は為替と株価指数に少なからず影響を与えるだろう。
22時半の米国小売売上高で相殺となるか、株価反転に向かう可能性は微妙ながら、結果が与えるインパクトは小さくない。
米国で予定されている新規失業保険申請件数の結果も、マーケットにインパクトを与えるだろう。予算教書の一部公表延期も材料視される可能性はある。
12日引け後に発表されたシスコシステムズは時間外で下落、ダウ指数への影響も意識されやすい
16時半にスタートした日経平均先物は反発、警戒の反動から指数先物は上昇に転じている。
ダウ指数やナスダック指数はシスコシステムズの時間外取引下落が少なからず影響を与えることになるだろう。
またメットライフ同様の無難な決算結果をAIGが発表するかどうかも注目材料、業績回復となる足元が揺らげば、今後の株価動向にも影響しやすい。
欧州では金融機関決算がピークを迎え、欧米の決算イベントはほぼ一巡する。
一巡するだけに、今後は金融政策の変更や追加が手掛かり材料となりやすく、カードの切り方ひとつで見栄えが変わってくると強調しておきたい。

米国株式市場はダウとS&P500の続落、ナスダックの反落を想定、経済指標結果で反騰に向かう可能性も、SQを控え日経平均の上値は想像以上に重いと想定している。
今晩は、少なくとも一転して反騰に向かうを期待し過ぎないことが大切だ。