長谷工が大幅続落、期末3円の復配し優先株消却発表も当面の材料出尽くし感

 長谷工コーポレーション<1808.T>が大幅続落、前日比37円安の692円まで売り込まれた。13日取引終了後に発表した14年3月期第3四半期(4~12月)の連結決算で最終利益87%の大幅増益を達成し、期末3円の復配と優先株式(発行価額250億円)の償還を決めたが、経営再建進展へ事前の期待が強く、当面の材料出尽くし感から売りが先行している。信用買い残や日証金融資残が積み上がるなど、需給も重荷になっているようだ。
 第3四半期は売上高3957億5600万円(前年同期比1.7%減)、営業利益172億8400万円(同6.4%増)、純利益186億9300万円(同87.1%増)になった。不動産取引の減少とホテル事業を売却したことで、売上高は若干ながら前年同期を下回ったが、完成工事高増加と工事総利益率の回復で増益を確保、固定資産売却益と繰延税金資産を追加計上したことにより最終段階の増益幅が広がった。
 通期は売上高5750億円(前期比2.9%増)、営業利益270億円(同11.0%増)と前回予想を据え置いたが、純利益は前回の150億円から230億円(同76.1%増)に上方修正した。

長谷工の株価は10時44分現在692円(▼36円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)