不動産株の下げきつい、海外投資家の持ち高調整の売り

 住友不動産<8830.T>、三井不動産<8801.T>など不動産株の下げがきつい。前日に続いての下値模索で、三井不は一時2995円と昨年8月以来となる3000円大台割れとなった。市場では「現時点でREITなどに下げが波及しておらず、ファンダメンタルズ面から直接的な売り材料は確認できないが、中国理財商品に絡むデフォルト問題や米国景気の不透明感を背景に、リスクオン相場の代表である不動産株の持ち高を減らす動きが海外機関投資家などを中心に出ているもよう」(国内ネット証券)としている。ここまで、不動産株は量的金融緩和などの政策支援を背景に土地価格の先高期待や、不動産賃料上昇などを手掛かりに買われてきたが、目先はこれらの材料を織り込んでおり、「新たな支援材料がなければ上値を買いにくいムード」(市場関係者)という指摘も出ていた。

住友不の株価は12時55分現在4132円(▼283円)
三井不の株価は12時55分現在3008円(▼186円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)