米・小売売上高、弱い結果で米長期金利反落

ドル円、上値重い展開続く
昨日の海外時間には、発表された米・1月小売売上高が予想よりも弱い結果だったことから米長期金利が低下しドル売りが強まりましたが、NYダウが上昇したことから円売りも強まりました。

欧州時間序盤、東京時間の流れを引き継いで米長期金利と日経平均先物が軟調に推移する中、円買いが強まってドル円は102.00円付近まで、ユーロ円は138.90円台まで下落しました。しかし、特段の材料はなかったものの、俄かにユーロ買いが多雨所待って、ユーロドルは1.3620付近から1.3680台まで、ユーロ円も139.60円台まで上昇し、ドル円は101.80円台まで下落しました。

NY時間にはいって、発表された米・1月小売売上高が予想外を下回る結果だったことから米長期金利が低下し、ドル売りが強まって、ドル円は101.70円付近まで下落し、ユーロドルは1.3690台まで上昇しました。その後、米長期金利の低下を好感して各国株価が上昇すると、今度は円売りが強まってドル円は102.30円台まで、ユーロ円は139.80円付近まで上昇しました。

東京時間にはいって、朝方には日経平均が上昇したことから円売りが強まりましたが、その後日経平均と米長期金利が下落したことから円買いが強まっています。

今日の海外時間には、独/ユーロ圏・第4四半期GDP、ユーロ圏・12月貿易収支、米・1月輸入物価指数、米・1月鉱工業生産/設備稼働率、米・2月ミシガン大学消費者信頼感指数の発表が予定されています。

NY時間には、一旦は102円割れとなったドル円もNYダウが上昇したことから102円台前半まで買い戻されましたが、東京時間にはいって日経平均が大幅に下落する中再び101円台後半の動きとなっています。この水準では買戻しが入りやすいことから、一方的に円高が進むとは予想していませんが、米長期金利が軟調に推移する中、102円台前半では売り圧力が強まると予想します。さらに米・1月鉱工業生産/設備稼働率が予想を下回れば、全般的にドル売りが強まるでしょう。