東京市場での下値を支えた日足の一目均衡表の雲の下限を巡る攻防に注目=外為どっとコム総研 川畑琢也

東京市場での下値を支えた日足の一目均衡表の雲の下限を巡る攻防に注目
東京市場でのドル/円は、日経平均株価の軟調推移により一時101.568円まで下落して日足の一目均衡表の雲の下限(本日は101.526円)に迫った。ここを維持できるかは、米国で発表される経済指標が手掛かりとなろう。

本日、米国で1月鉱工業生産(22:15)や2月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値(23:55)が発表される。今月発表された米1月の雇用統計や小売売上高がいずれも低調な結果となる中、予想を下回る結果となれば、来月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和が一時停止されるとの思惑に結びつきやすく、ドル/円を下押す材料となろう。もし前述の雲の下限を下抜けるようだと、前週の下落局面で下値を支えた週足の一目均衡表の基準線(本校執筆時点では100.998円)に向けた一段安もあるだろう。

ただし、市場の期待値が低いだけに、予想を上回る内容が相次げば、週末のポジション調整と絡めて20日移動平均線(同、102.546円)に向けて反発することも考えられる。