米経済指標に注目

金利低下、株安で円買いの可能性も
昨日は、発表された米・1月小売売上高が予想よりも弱い結果だったことから米長期金利が低下しドル売りが強まりました。円相場は、低金利長期化の期待で上昇したNYダウの影響から、海外時間には弱含みましたが、日経平均が下落したことで101円台後半の動きとなっています。

この週末は、アメリカが月曜日が休日なのでロング・ウィーク・エンド前ですから、動きにくいかもしれないのですが、雇用統計に続いて最も重要な経済指標のひとつである小売売上高が下振れしたことで、今晩の米・1月鉱工業生産と米・2月ミシガン大学消費者信頼感指数もより重要となりました。

特に、雇用、小売が芳しくない中で鉱工業生産も下振れするようだと、来月発表分の雇用統計に関しても悲観的な見通しとなって、イエレンFRB議長の議会証言で一旦遠のいたテーパリング停止の思惑が強まって、全般的なドル売りになりやすくなります。

また、NYダウも昨日は金利低下をポジティブにとらえて上昇し、円売りを誘いましたが、悪い指標が続けば、米景気回復の減速、悪化懸念が台頭して、株も買えなくなります。

そうなれば、米長期金利低下、株安となって円買いが強まると考えられます。