今週のドル円は、中国PMIに注意?

先週のドル円は株価の下落などから軟化
先週の米ドル円は、11日におこなわれたイエレンFRB議長の議会証言をこなし、週前半は横ばい推移、13日、14日の本邦株価の下落や13日に発表された米1月小売売上高が前月比マイナス0.4%と市場予想の前月比プラス0.3%に比べて弱かった事などを背景に軟化いたしました。

11日のイエレンFRB議長の議会証言では、長時間に及ぶ質疑応答が続く中で「米景気のゆるかやな回復」を示唆するものとなっており、以前のFOMCにおけるステートメントで表現されていた「いらだたしいほど遅い景気回復」、「景気回復はゆるかやでしかない」といった表現がななったため、FRBの景気判断は以前に比べて強気になってきているものと思われます。
今週は押し目買いを狙いたい??
今週は主に以下の主要イベントがあります。
17日
 ユーロ圏財務相会合
 米国市場ははプレジデンツデーで休場

19日
 22:30 1月米PPI
 04:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(1月28日-29日分)

20日
 04:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(1月28日-29日分)
 10:45 2月HSBC中国製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値
 22:30 1月米CPI

21日
 24:00 1月米中古住宅販売件数

22日
 20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議(シドニー、23日まで)

今回は前回のような事は無いかもしれませんが、前回新興国通貨が売られるトリガーとなった中国のPMIには注意が必要です。

テクニカル的な観点からは、先週記載しましたとおり先週は一目の転換線基準線に挟まれた間での推移となりましたが、今週は始値から転換線を下回ってきているため、上値の重い展開を予想しております。
ただし、未だ200日移動平均線の上側で推移している事や、FRBが以前より強気の景気回復を考えているとするならば、安値水準は押し目買いを考えたいところかと思います。

レジスタンスは101.80(転換線)、その上が102.60-80(先週の高値、基準線)
サポートは101.50(雲の下限)でこれを終値ベースで割れてくる場合は、遅行スパンが雲に突入するかどうかを、更に遅行スパンが雲に突入する場合は、2月の安値となる100.70前後を考えています。